【金融向け】システム開発の品質向上と効率化を実現するテスト自動化ツール活用ガイド
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投資信託のテスト自動化で品質を確保するには?

※このサイトは金融向けテスト自動化ツール「ATgo」の開発元・RGS株式会社をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。

投資信託システムは、基準価額の計算や販売会社・信託銀行とのデータ連携が非常に複雑なうえ、法令改正への対応や新商品の追加に伴う継続的なシステム改修が求められる領域。こうした状況下で品質を維持しながら工数を削減するには、テスト自動化が有効です。本記事では、投資信託システムにおいてテスト自動化を成功させるポイント、実際の成功事例、ATgoの活用方法について解説します。

投資信託システムのテスト自動化が難しい理由

基準価額算出など極めて複雑な計算ロジック

基準価額の算出には、株価や債券評価額、為替レート、配当落ちといった多様な要素を日次で取り込む必要があります。この計算プロセスでは、端数処理のルールや評価方法の違いが絡むため、条件分岐が多岐にわたってしまいます。

加えて、同じ銘柄であっても市場区分や休日の判定によって計算ロジックが変わるケースも頻発。こうした複雑性があるため、担当者による目視確認だけでは確認漏れが発生しやすくなります。

これらの課題に対しては、基準となるデータの生成から結果の突合まで、一連の流れを自動化する設計が不可欠。また、後から計算根拠を正確に再現できる仕組みも重要になります。

販売会社・信託銀行など多岐にわたる外部連携

投資信託システムは、販売会社による申込・解約処理、信託銀行の資産管理、運用会社からの運用指図、そして基幹系の会計システムなど、複数の外部システムと連携しています。

ここで課題となるのが、各連携先によって電文やファイルの形式、締め処理の時刻、エラー発生時の再送手順が異なる点です。通常の疎通確認では問題なく動作していても、例外的な状況下では処理が正しく行われないケースも珍しくありません。そのため、単体テストだけでは不具合を完全には検出することは不可能です。

こうした課題に対応するには、ダミーデータではなく実際のデータに近い条件でエンドツーエンド(E2E)のテストを自動実行する体制が必須。監査対応として求められるログの記録も、テスト設計時に考慮すべき重要な要素となります。

法令改正や新商品組成に伴う頻繁な改修

投資信託システムでは、法令改正や制度変更への対応に加えて、新ファンドの設定や償還、手数料体系の見直し、分配方針の変更といった様々な業務が継続的に発生します。

これらに対する改修では、画面やバッチ処理、帳票出力、外部システムとのインターフェースなど、広範囲に影響を及ぼすケースが少なくありません。改修のたびにテストすべき観点が増えていくため、回帰テストの維持も大きな負担となります。

ここで難しいのが、変更内容を迅速にテストシナリオに反映しながら、既存機能の品質は確実に担保するというバランス。複数の関係部門と調整しながらテスト計画を進める必要もあるため、シナリオ管理の難易度はより高くなります。

投資信託業界でテスト自動化を成功させるポイント

計算精度を担保する大量データの検証自動化

基準価額や分配金の計算では、複数市場の価格情報、為替レート、手数料、端数処理といった多様な要素が関係します。これらを前提に検証を確実に行うには、想定される通常パターンだけでなく、異常値のケースや休日判定など、大量のデータパターンを網羅的にテストする必要があります。

そこで有効なのが、入力データの生成から期待値の算出、そして結果の突合までを一貫して自動化し、差分のみを可視化する設計です。この仕組みがあれば、境界値のチェックや丸め処理のルール違反も検出しやすくなります。

計算根拠を整理したデータは監査対応にも活用できるため、日々の業務効率も向上。日次で実施する回帰テストにおいても、この自動化の効果は大きいと言えるでしょう。

複数システムを跨ぐエンドツーエンドテストの効率化

投資信託業務は、販売会社での注文受付に始まり、約定、受渡処理、信託銀行との連携、そして会計計上に至るまで、一連の流れとして処理されます。このような業務フローでは、部分的な自動化だけでは不十分。システム間インターフェースでの遅延や例外的な処理が発生した際、手戻りが起きやすくなるためです。

そこで重要になるのが、実際のデータに近い条件でシナリオを自動実行したうえで、前後のシステムの状態確認まで含めた運用体制を構築すること。この方法により、不具合の切り分けが迅速に行えるようになります。

連携先システムの擬似環境を整備すれば、テストの安定性と効率が大幅に向上します。なお、場合によっては、RPAツールを併用することも有効な選択肢となるでしょう。

頻繁な商品追加に対応できる柔軟なツール運用

新規ファンドやコースを追加する際には、画面、バッチ処理、帳票、外部システムとのインターフェースが同時に増える傾向があります。こうした状況下で、テスト資産を固定的に管理していると、商品追加のたびに修正作業が膨らみ、メンテナンス負荷が高まってしまいます。

この課題に対しては、データ駆動型でテストシナリオを構築し、共通部分をテンプレート化する方針が有効です。この設計により、商品仕様の差分のみを管理すればよくなるため、回帰テストの品質を維持しやすくなります。

また、テストシナリオにタグを付けて管理したり影響範囲の棚卸しを定期的に実施したりすれば、運用の安定性も向上します。これらの仕組みづくりは、継続的な品質確保において大変重要です。

投資信託業界におけるテスト自動化の成功事例

事例①

I社では、大規模なバックオフィスシステムの刷新プロジェクトにおいて大きな課題に直面していました。画面数が非常に多く、共通部品の更新やバックエンドの変更によるデグレード(機能退行)を、後工程で見落としやすい状況だったと言います。

そこで、この課題に対処すべく、プロジェクトの序盤段階から自動テストを組み込む方針を採用。ツールには、モダンブラウザに対応し導入しやすいATgoを選定し、開発担当者が前工程でテストスクリプトを作成して総合テストや回帰テストで再利用することで、大量データの入力とエビデンス取得を自動化しました。

導入の結果、2回目以降のテストを手動実施時の約3割の工数で実施できる環境が実現。これまで手動では時間的制約から省略していたテストケースも実施可能となり、テストカバレッジが向上しています。

また、ブラウザのバージョンアップ時にも2か月に1回の定期確認が行えるようになったため、エビデンスの記録方法のばらつきも減少。比較検証の精度も高まったとのことです。

参照:https://atgo.rgsis.com/case/nri1/

事例②

J社では、Java開発において静的解析ツールを導入していたものの、運用が開発者個人に任されていたため、解析ルールの統一や解析状況の把握が困難な状態でした。

そこで、結合テスト以降での手戻りを抑制する目的で、組織全体として運用できるJtestを開発フレームワークに追加。Jtestは、ファイル間の処理フローまで網羅的に解析できる点が特徴で、コードレビューだけでは発見しきれない潜在的なバグを指摘できることが採用の決め手となりました。

導入の結果、結合テスト段階でNullPointerExceptionが発覚するケースが減少。また、静的解析の結果をもとにしたコードレビューを実施することで、チーム内での知見共有も促進されました。

なお、この解析結果は外部委託先からの成果物を受け入れる際の品質判断にも活用されるなど、開発プロセス全体の品質向上にもつなげられています。

参照:https://www.techmatrix.co.jp/casestudy/mhts/index.html

投資信託システムの自動化に「ATgo」を推奨する理由

テスト自動化ツール「ATgo」の特徴

ATgoは、Webシステムに特化したテスト自動化ツールです。その大きな特徴の一つが、インストール作業が不要で、かつインターネット接続も必要としない点。そのため、セキュリティ要件の厳しい閉域環境でも容易に導入することが可能です。操作はGUIベースで、ローコードによってテスト手順を組み立てられるため、プログラミングの専門知識がなくても扱いやすい設計です。

テスト実行時には、画面のキャプチャ、データベーステーブルの状態、システムログが自動で取得されます。これらの情報はExcel形式でエビデンスとして出力が可能。差分比較レポート機能により、結果確認の作業も効率化します。

回帰テストに必要な繰り返し実行やヘッドレス実行にも対応し、CI/CDパイプラインとの連携オプションも用意。日本語マニュアルやヘルプデスク、個別のカスタマイズなど、サポート体制も充実しています。

投信特有の計算・連携テストへの適性

投資信託システムでは、基準価額や分配金の突合検証、さらに例外処理を含めた大量のパターン検証が必須となります。

ATgoは、画面操作を自動実行しながら、データベーステーブルの内容、システムログ、画面キャプチャを同時にエビデンスとして取得できるため、計算結果の根拠確認と差分比較を同一の手順で繰り返し実施することが可能です。OS操作やデータベース操作、FTP操作にも対応しているため、外部システムとの連携ファイルの送受信を含むエンドツーエンド(E2E)テストを、一連のシナリオとして効率的に自動化できます。

投資信託システム特有の複雑なテスト要件に対応しやすいツールといえるでしょう。

導入による工数削減・品質向上の効果

ATgoの強みは、回帰テストを繰り返すほど、手作業による入力、確認、証跡作成といった作業を効率的に置き換えられる点にあります。スクリーンショット、データベーステーブル、システムログを自動取得し、Excel形式で出力できるため、エビデンスの記録方法が標準化。レビュー作業の負担も大幅に軽減されます。

また、差分比較レポート機能により、前回実行時との違いを一目で把握することも可能。テスト担当者による判断のばらつきも抑えられます。

夜間の連続実行やエラー発生時の再実行も容易に設定できるため、不具合を早期に検知する運用にもつながります。ATgoのこれらの特徴は、テスト工数の削減と品質向上の実現に大きく貢献することでしょう。

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国産テスト自動化ツール「ATgo」とは?
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ATgoは、インターネット非接続のクローズド環境でスムーズに導入・運用が可能なテスト自動化ツールです。UIテストとAPIテストに対応し、金融系システム開発で重視されるエビデンスや比較レポートの作成も自動化
高精度な画面比較や生成AIによるテスト支援も搭載し、実装コスト・検証コストを大幅に軽減します。テスト自動化サポートプランもあり、導入初期から安心して自動化を進められます。

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初心者でも即戦力として自動化に取り組めるため、属人化を防ぎ、採用・教育コストを抑えます

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テスト実行結果のスクリーンショットやログ、DB情報を自動で取得し、Excel形式のエビデンスとして自動出力。人が行うと膨大な時間がかかる「結果の記録・比較検証」を自動化することで、テスト工数を劇的に圧縮します。

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ATgoを導入したプロジェクトでは、平均して80%以上の工数削減を達成しています 。
例えば、リグレッションテストの実施時間が25時間から3時間に短縮(約88%減)された事例もあり、導入直後から明確なROI(投資対効果)を実感可能。

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